
【ゆるく気軽に楽しむ大阪・関西万博】効率化は捨てろ!情報戦に疲れたアナタに!
こんにちは、ハチです。
先日万博に行ってきたんですよ!!
行く前は、SNSを駆使して効率よく回るぞ!口コミがいいところ行くぞ!時間を無駄にしないぞ!!と気合いが入っていたんですが……。
調べれば調べるほど情報がありすぎて疲れる。
拡散されきった頃には情報の鮮度が落ちているとのことで、日々状況が変わる。
しかも事前のパビリオン予約に大失敗
ノー予約。ノープラン。
本来細かくスケジュールを決めて行動するのが苦手な性分なのもあり、キーーー!! 情報がありすぎる!!!!!と行く前からキレそうになりました。
しかも、行ったら行ったで足を踏み入れた途端、会場の規模感に飲まれて……
どこ行きたいか忘れちゃった……!!
予約ゼロでも満足度120%楽しめた!
そこで私は
効率的なスケジュールは捨てよう!!
と声を大にして言いたい。
アレ行ったらコレに行って、昼はここでご飯を食べて……と綿密にスケジュールを組んでいても、パビリオンや飲食ブースに何分並ぶのか当日の人の多さによって変わるし(最近また人が増えている様子)、目的地の距離感も曖昧。
タイムスケジュールを組んでも結局半分も行けなかったとき、結構落ち込みませんか?
規模大きすぎて、1回行っただけで制覇するなんて、無理なんです!!!!
とはいえ……1つか2つはこれだけはやっときたい!と決めておかなければさすがに途方に暮れる広さです。
楽しみ方の方向性を決めておくのも大事。とにかくパビリオンを周りたい、グルメをメインに、ミャクミャクと写真を撮りたい、大屋根リング一周したい、その場で適当に気になったところに行くだけでOK、などなど。
さらに一緒に行く人によってはかなり優先順位も変わってきますよね。
小さいお子さんがいらっしゃる家族連れや三世代家族、気の知れた友達同士、会社の同僚……などなど。
ちなみに私は、推しの芸人が出演する吉本パビリオンのイベントを見に行く!!という明確な目標があったので、めちゃくちゃ楽しめました。
行って良かった!!!! マジで!!!!
しかしこの推し活を抜きにしても、まったり万博を楽しむことができました!!
とにかく建造物に圧倒される
万博、全部がでっかくて楽しい!!!!
万博、でっけ〜〜〜〜!! 楽し〜〜〜〜〜〜!!
アホみたいな感想になってすみません。
でも全てが巨大で見る物全てが新鮮で、歩いているだけでルンルン。ずっと地に足つかず「すごーーい!!」「やばーーー!!」と、キャーキャー騒いでいました。
ギネス世界記録に認定された大屋根リング
まずは万博会場のシンボル、1周約2キロの巨大な「大屋根リング」。
何度も写真でこの光景を見ていましたが、実際にリングの下に入ると圧倒されました!!!!
きっちりと組み込まれ均等に並んだ木材がずらーっと目の前に広がる様は圧巻です。まさに匠の技。くっそー、私が建築に詳しければどこがどうすごいのかもっと感動できるだろうに……悔しい!!
世界最大の木造建築物として、ギネス世界記録に認定されています。ギネス認定証もちゃんと飾られているそうです。
下をくぐってもよし、登ってもよし。
夕方は海に沈んでいく夕日が見えるスポットにもなるし、夜はライトアップされた建造物を見渡せる夜景スポットにもなります。
大屋根リング自体もライトアップされるので、歩くだけでも楽しい!!
(行ったタイミングがよかったのかユスリカには出会わず)
本当はぐるりと一周してみたかったのですが、さすがに疲れ果てて一周できませんでした!!
パビリオンは外観だけでも楽しめる
あとはパビリオンの外観ですよ!!
冷静に考えてみてください。普通に街中を歩いていてこんな建造物を見かけますか? 見かけませんよね??
東京ドーム約33個分の敷地内に国内外70以上のバビリオンが並びます。
これだけたくさんの芸術的な建造物が並んでいると、目が足りない!!
約17mの実物大ガンダム像も大人気。
日が暮れてからもまた違った顔を見せてくれます。
近未来的な建物がライトアップされ、まるで閉館後の美術館にいるよう。みんなのうたの「メトロポリタン美術館」とかナイトミュージアムの世界観っぽくないですか?
現代アートが楽しめると話題のブラジル館は外から見るだけでも印象的。白いライトと赤いライトに照らされていたのですが、インスタレーションアートを見ているようでした。
あんまり並ばないパビリオンで海外の風を感じまくる
外観だけでも楽しめましたが、いくつか館内にも入りました。
私が行ったところはあんまり並ばないパビリオンばかり。
一緒に行った友達も「絶対に並んでまで見たい!」というブースがなかったので、目に入ったところに飛び込みました。
一つはポルトガル館。昔一人旅をしたことがあったので、思い入れがあり10分ほど並んで入りました。
しかし滞在時間は5分ほど!!
「海、青の対話」をテーマに日本との貿易の歴史を辿り、海洋資源や環境問題について映像や音で表現していました。
アラブ首長国連邦(UAE)も並ばずに入れたのでサラッと見学。
「大地から天空へ」というテーマでナツメヤシの木を使ったラキス柱が90本そびえ立ち、圧巻。森とも言えず、建物とも言えず、なんとも不思議な空間でした。
引きの写真を撮っていませんでした。大後悔!!!
また、「コモンズ館」がA〜Eまであり、各館で複数の国が共同で展示をしています。
コモンズA館は並んでいなかったのでスッと入れました。
イエメン、ウガンダ、ガーナ、ケニア、スリランカ、トンガ、ボリビアなど25カ国以上。
いろんな国を一度に見比べることができ、パッと見でその国の気候や資源、生活様式、宗教観などの風土が伝わってくるのがすごい!!
南太平洋に位置するバヌアツ共和国↓
カリブ海の小アンティル諸島南部に位置する島国のトリニダード・トバゴ共和国↓
スティールパン発祥の地。知らなかった!!
インド南東に位置する島国スリランカ↓
東アフリカの国ケニア↓
南米北東部の海岸に面した国スリナム↓
現地の市場で宝石店をやっている商人がアクセサリーを販売するイエメンのブースも大賑わい!
特にお気に入りなのがキルギス共和国の展示!!
羊毛のフェルトやパッチワークなどの織物もキルギスの伝統的な文化らしく、ブースのいたるところにフェルトの人形や織物が飾られていました。
いつか遊牧民の文化に触れてみたいなぁと思っているので、キルギスのブースは全てが魅力的。
トルクメニスタンもモンゴルパビリオンもスルーしてしまったのですが、こんな興味をそそられるならいけば良かった……!!
各ブースに民芸品や特産品の展示があり、購入できるブースもありました。
民芸品売り場で何か買えばよかったなぁ……。どうやら現金対応が多いらしいので、気になる人は現金も用意していってくださいね!
こんな感じでそこまでパビリオンは回らなかったのですが、それでも海外の風を感じて大興奮!!
食事も飛び込み!万博のお店で食べたことが大事!
どうせなら万博グルメを楽しめたらいいなと思ったんですが、普通に地元でも食べられそうな「インドカレーの店」(←これが店名)に飛び込み!
待ち時間ほぼゼロでゆっくり座って食べられる店に引き寄せられました。
実は何気に人生初ビリヤニ。辛いのが苦手でも食べられるスパイシーさでめっちゃおいしくて疲れた体に染み渡りました。
それからはお酒の飲める友達とアルコールめぐり!!
フラフラと歩いていたら建物の2階から打楽器を打ち鳴らし「アフリカンダイニングだよー!」的な陽気な呼び込みのが聞こえてきたので釣られて歩いて行くとアフリカンダイニングルーム「PANAF’(パナフ)」に到着。
オリジナルクラフトビール「マダガスカル・バニラ・エール」と「エチオピア・コーヒー・ポーター」を購入!
マフェやクスクスなどの料理も売っていたので、お腹が空いていたら頼みたかった……。
どちらも飲みやすい!! 香りがよくで何杯でも飲めそうでした。
お次は、ベルギーのフードトラックで、ベリー系のフルーツを使った甘酸っぱいビール「リーフマンス」とマネケンっぽいワッフルを購入。
屋外でじんわり汗をかきながら飲むビールほどうまいもんはないので、大屋根リングの下で涼みながらリーフマンス飲めて最高でした!!
友達はベルギーポテトを頼んでいたのですが、ジューシーでウマすぎました。
さらにさらにオーストラリア館の隣にある「CAFE KOKO」にてオーストラリアのワイナリー「ウルフ・ブラス」のシャルドネをいただきましたよ!
缶タイプなのでちょっと飲んでフタできるのが便利。歩いて飲んで、イベント見ながら飲んでってできるので酒好きにおすすめです。
20分ぐらい並びましたが、ちょうどフォークデュオがライブをしていたので退屈せずに済みました。
並んでいる時間も楽しいのが万博!!
別に現地に行かなけりゃ絶対に食べられない&飲めないなグルメじゃなかったですが、雰囲気は満喫できました!!
予約のいらないイベントだけでも大満足
予約のいらないイベントも盛りだくさんなのも嬉しいところ!!
今回私が目当てで行った吉本パビリオンのイベント「盆踊りのアシタ」(素人カラオケ大会と自由参加可能な盆踊りの融合)は予約なしで参加可能。
日中も吉本パビリオンではイベントをやっています。
わざわざ万博で見なくても……と思う人がいるかもしれませんが、休憩がてらゆっくり座れるのが良いんですよね。
座れるスペースもあるし芝生もあるし、時間を持て余した修学旅行生たちがたくさんいました。
あとは私たちが行った時は遭遇しなかったのですが、各国の民族音楽のパフォーマンスも見ることができるんですよね。
SNSでは大屋根リングの下でパレードする様子の投稿を度々見かけます。
そして、夜になってからのメインイベントもおすすめしたい!!
水辺で毎日開催している水上ショー「アオと夜の虹のパレード」は正面から見るのなら予約が必要ですが、大屋根リングからも見ることができました。
裏側になるのと、ちょっと音響が遠いので音声は聞こえにくいのですが音楽や効果音はバンバン聞こえてきて大迫力。
水、光、炎の効果全体をバランスよく眺めることができました。
最後は1000機のドローンを使ったドローンショーで締めくくり。
見る前はあんまり興味がなく、ドローンショーが終わる前に帰ろう! 駅の人混みやばそう!と言っていたのに結局足を止めて最後まで見ていました。
プラネタリウムを見ているような光のまたたきと一糸乱れぬドローンの演出に感動して、不覚にも泣きそうになった!!
写真では伝わりにくいんですけど、かなり綺麗。めちゃくちゃ神秘的。
こうしてパビリオンを一つも予約していなかったのに最初から最後まで楽しむことができました!!
後悔したこと&やってよかったこと
そうは言ってもやっぱやっときゃ良かった〜という後悔があります。
後悔したこととやってよかったことをお伝えします。
パビリオンの事前抽選予約に参加しておけばよかった!
万博のパビリオンは予約可能なものと予約のみ入れるものがあり、2か月前抽選・7日前抽選と、3日前空き枠先着予約ができます。
万博に行くと決めたのは1ヶ月前だったので7日前抽選は参加できたはずなのですが、調べるのを先延ばししていたら7日前抽選に間に合わず……。
3日前空き枠先着予約は、0時前はサイトが混雑して事前に準備していないと入れません。
2時間前からサイトにスタンバイしてなんとか潜り込めたのにも関わらず、ミスにミスが重なって(笑えるミスが続き過ぎてほんとは全部説明したい!!)……。
結果なんのパビリオンも予約ができなかったのです!!
今思うと、せめて7日前抽選に参加してたら外れていたとしても、ここまで「私のバカーー!!」って悔しまず、潔く当日を迎えられたのに……!!
ということで、これから行かれるみなさんはせめて抽選予約に参加するだけしておいてください。私のように後悔しますよ……。
お土産は事前通販で買っておいて大正解!
お土産ショップは14時ごろにいきましたが、歩くのも大変なぐらい混んでました。人が多い時間帯は入場制限で入れないこともあるっぽい。
でも朝行って1日お土産を持って回るのは大変なので……お土産は事前通販でしこたま買い込みました!!
ただ、売り切れも多いので、欲しいものがあれば現地に行くことになります。私も結局実物見たかったのでショップに入りましたし。
思い出にハンカチを集めるのが好きだからミャクミャクハンカチはマスト。
この量を持ち歩くのは大変なので、通販で買っておいて大正解でした!!
持って行って良かったもの
あとは持っていって良かったものはこんな感じ。
・小さいメモ帳(スタンプラリー)
・ネットにでている地図印刷
・QRコード印刷(アプリがいちいちログインを求められて非効率)
・サングラス、帽子
・モバイルバッテリー
パビリオンや施設にスタンプが設置されていて、スタンプ帳の販売やアプリでのデジタルスタンプラリーができます。
私は御朱印の他にもご当地スタンプや高速道路のハイウェストスタンプも地味に好きでスクラップブックに貼ることもあるので、ちゃっかり参加。
自前の手帳を持参して16個スタンプをゲットしました。
あとはXで拡散されている万博情報アカウントが配布している地図を印刷して持っていきました。
現在地が確認できる地図が入っているアプリは、ログイン情報を保持できず毎回IDとパスワードを入れるのが手間なので地図とQRコードを印刷するのはマストですぞ!!
意外と使わなかったのは日傘。傘を広げてすれ違うのが大変そうだったので、1回も開かなかったのですが、しっかりと並んでパビリオンを見る予定があるなら持って行った方が良いと思います。
晴雨兼用なら、突然雨が降った時も便利ですし!
あともし一人参加していたなら暇つぶしができる本を持っていったかも。
入場に40分かかり、あちこち並ぶのでその度にずーっとスマホを触っていたらモバイルバッテリーがあっても不安だったと思います。
今回は友達と行って、体感トータル5分ぐらいしか待たなかったかな?ってぐらい1日喋り倒していたので、暇は全くありませんでした!!
もし次、万博に行くなら何したい?
次に万博行くんだったら、アメリカ館かオーストラリア館の抽選予約に参加して、今回行っていないパビリオンに足を運んで、みんなが水上ショーを見ている間にどこかのレストランで優雅にディナーをしたいです!!
あと、写真も思ったより撮れてなかったなぁ……せっかくカメラも持っていってたから1000枚ぐらい撮っとけばよかった。
(プチ情報:推し芸人と盆踊りで踊れる大イベント中、はしゃぎすぎてカメラ落としてレンズ壊した)
いやぁ、日帰りでもう1回ぐらいぷらっと一人で行っちゃおうかな。
この記事はもっとサラっと書くつもりだったのですが、書きながら熱が高まって6000字を超えてしまいました。
やっぱりこういう機会でもないと海外の文化に触れるチャンスが少ないので、少しでも海外に興味がある人はおすすめしたい!!
そうそう遠征組は、キャリー持ち込みNG・入場前に荷物を預けるのは10,000円(0の数正しいですよ)かかるらしいので、泊まりの人はホテルに荷物を預けてから来るのがベストですよ。